気温が高い日が続くと気を付けたいのが、虫問題。自宅に虫が飛び回っている光景は、気持ちが良いものではありませんよね。
常日頃からしっかり対策をしておかないと、虫は繁殖し続け、その数は数がどんどん増えてしまいます。更に嫌なニオイも充満してしまいます。
虫にもニオイにも悩むことなく過ごすためにも、日々の対策が重要になってきます。
今回は、生ゴミに虫が発生する原因やニオイ対策について徹底解説します。快適な暮らしを手に入れましょう。
目次
- 1 生ゴミを放置するとどうなる?
- 2 ゴミに虫が湧く原因
- 3 生ゴミに発生するのはこんな虫!
- 4 ゴミに虫を寄せ付けないために有効な対策
- 4.1 虫を寄せない対策1:生ゴミを放置しない
- 4.2 虫を寄せない対策2:生ゴミの処分方法を工夫する
- 4.3 ✔ 生ゴミの捨て方1:新聞紙に包み、ビニール袋に入れる
- 4.4 ✔ 生ゴミの捨て方2:ペットシーツにくるむ
- 4.5 ✔ 生ゴミの捨て方3:生ゴミのニオイにはお菓子の袋を活用
- 4.6 ✔ 生ゴミの捨て方4:生ゴミを冷凍庫で保存する
- 4.7 虫を寄せない対策3:フタ付きのゴミ箱を使う
- 4.8 虫を寄せない対策4:防虫剤を設置する
- 4.9 虫を寄せない対策5:シンクを清潔に保つ
- 4.10 ✔ シンク掃除の手順1:排水溝はブラシ、スポンジで細かい部分まで
- 4.11 ✔ シンク掃除の手順2:三角コーナー、ゴミ受け皿も漂白剤で付け置きを
- 4.12 ✔ シンク掃除の手順3:排水溝カバーも台所用洗剤でぬめりを落とす
- 4.13 結論2:ニオイの元は何?どうすれば発生を防げる?
- 4.14 野菜を洗う順番を変える
- 4.15 三角コーナーをシンクに置かない
- 4.16 ✔ ニオイと虫の発生を抑えるために気をつけるべきこと
- 4.17 ✔ 生ゴミの出ないメニューも
- 5 既に発生しているニオイは消せる?
- 6 やってはいけない生ゴミの処理方法
- 7 生ゴミを出さない工夫は?
- 8 手間をかけたくないなら生ゴミ処理機もおすすめ
- 9 まとめ
- 10 断捨離・片付けの解決はリ・バスター
生ゴミを放置するとどうなる?
そもそも生ゴミを放置すると、どのような問題が出るのでしょうか?デメリットや問題点について解説していきます。
害虫が発生する
今回のテーマでもある害虫問題であり、最も代表的な問題です。生ゴミを放置すると、ハエやゴキブリなどの害虫、さらに環境によってはネズミも発生してしまいます。
特に夏場は数日放置しただけでハエが、放置時間が長いとハエが生ゴミに卵を産み、ウジが湧きます。そうなってしまうと掃除するのも大変ですし、繁殖率も高く想像しただけでもゾッとしますよね。
害虫によっては、人間への病原菌の感染源にもなると考えられています。私たちの身近にいるイエバエやクロバエは、人間に有害なバクテリアを数百種類も運んでくると結果が出ており、食中毒で有名な病原性大腸菌0-157と大きくがあることがわかっています。
腐敗臭など不快な匂いが発生する
生ゴミを放置していたら嫌なニオイが部屋に充満。そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか?生ゴミのニオイの原因は雑菌の繁殖によるもの。
雑菌は水分が豊富で温度が高くなると、より活発に繁殖するといわれています。湿気の多い梅雨や気温が上がる夏場は特に注意が必要という事です。
また、魚などの魚介類の生ゴミは、さらにニオイがキツイので放置は厳禁。強烈な悪臭を放置したままでいると、非常に不快なニオイが更に充満してしまいます。
日々の努力できちんとゴミを処分しキッチンを清潔に保ちましょう。
カビなどの原因に
生ゴミはカビの養分となる食べカスと水分を中心にできており、そのままにしているとカビ菌が繁殖する原因となってしまいます。
カビを放置しているとカビの胞子は非常に細かく、が空気中に拡散され、それらが付着することでキッチンのタイルやゴミ箱がカビてしまうことも。
更に強く拭き取ると胞子が細かい為凹凸や傷の隙間に潜り込み自力では取りきれないなんてことも。もちろん健康被害にも繋がります。
カビの胞子が体内に入ると、食中毒や肺炎、気管支炎などを起こす危険あるといわれます。食べ物を扱うキッチンにカビの胞子が飛んでいるような状態だと、衛生面でも好ましくないですよね。
ゴミに虫が湧く原因
部屋を閉め切っていても、家の中に虫を寄せ付けるものがあると、網戸などの小さなすき間をくぐり抜けて侵入してしまいます。
とくにキッチンは、水も食べ物もあるため、虫にとって格好のエサ場です。虫を寄せ付けてしまう原因は、以下のようなコトが考えられます。
ゴミに虫が湧く原因1:生ゴミの腐敗臭
ゴミ捨て場に虫が飛んでいるのを目にしたことはあるかと思います。虫は食べ物の腐敗臭が大好物であるため、長い間放置された生ゴミは、虫を寄せ付けてしまうのです。
もちろん、ゴミ捨て場に限らず家庭でも同じことです。例えば、三角コーナーに野菜くずや食べ残しなどを置きっぱなしにしていると虫がやってきます。
腐敗臭を察知して潜り混んできます。また、虫が集まってくるのは生ゴミだけに限りません。飲みかけや飲みっぱなしになっている飲み物やコップにも発生します。
ゴミに虫が湧く原因2:ゴミ箱やシンクの水分
生ゴミの腐敗臭は水気があると更に強烈になります。そのため、キッチンのシンクに汚れと水分が残っていると、虫が集まってしまう可能性が高まります。
また、捨てた生ゴミから漏れ出た水分によって汚れたゴミ箱も、虫にとってはまさに天国。とくに気温が高い夏は、生ゴミが腐敗するスピードが速く、悪臭が漂いやすくなってしまいます。
ゴミに虫が湧く原因3:外に放置したゴミ
中には室内に臭いが充満しないよう、ゴミ袋ごと外に出しておく人もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、外にゴミを放置するのは虫を寄せ付けてしまう要因のひとつになっています。屋外は家の中よりも気温が高いため、生ゴミがあっという間に傷みます。
つまり、虫の発生がより深刻化する場合もあるのです。外に虫の巣を作っている状態で玄関の扉を毎日開閉していると虫が忍び込んでしまう原因になってしまうことも。
ゴミに虫が湧く原因4:袋のまま保管されたお米
お米はどのように保管していますか?お米はしっかり密閉して保管しないと、虫が発生する場合があります。袋に入れているから大丈夫という方も、油断は禁物です。
お米につく虫は、ビニール製の袋を破って侵入することもあります。気温が上昇すると、虫も活発になるため、発生リスクも高まります。
因みに例えば、ココアの粉などの粉末状態のものも同様で、コレらはお米より虫が湧く可能性が高まり、実際にお子様がココアを飲み、健康被害に遭ったケースも報告されています。
ゴミに虫が湧く原因5:排水溝の詰まり
排水溝が目詰まりを起こしていると、虫が発生してしまいます。家の中に侵入した虫が、排水溝に溜まった水に卵を産み付けることもあります。
そうなれば、虫が大量発生してしまいかねません。日ごろ何気なく行っていることが、つまりの原因となっている場合もあります。
結論1:害虫はどこから来るのか?
締め切ったはずの部屋なのに「いったいこのハエはどこから発生しているの?」と疑問に思ったことはありませんか?ハエは窓の隙間、玄関などから堂々と侵入してくる事が多いのです。
網戸をしっかりする、玄関を開けっぱなしにしない、これらの事は最低限守りましょう。ハエは網戸のほつれなどの小さな隙間からも入ってきます。
侵入を防ぐには、家の中に餌があると思わせないようにすることが肝心です。生ゴミを放置しない、食べ残しをそのままにしないなど、食べ物のニオイを残さないよう徹底しましょう。
見落としがちな排水口も疑ってください。ハエは排水口から侵入してくる事もあります。
こちらもエサのニオイを嗅ぎつけて寄ってくるので、排水口に近い三角コーナーの生ゴミの放置はNGです。また、キッチンのゴミ箱は必ず蓋つきのものにするなどニオイ対策を徹底しましょう。
それから、排水口自体が水垢や食べカスの汚れでニオイを放っている場合もあります。排水口も小まめに掃除し、清潔に保つ事でハエの侵入は防げます。
生ゴミに発生するのはこんな虫!
生ゴミを放置すると、様々な虫が寄ってきます。小さな小虫もいれば、ゴキブリなども寄ってくる可能性があります。
注意すべき虫はコレ
その中でも以下の虫は大量発生しやすいので要注意です。
・ゴキブリ
・ハエ
・コバエ
・ウジ虫
・コクゾウムシ
ゴキブリは「1匹いたら100匹いる」と言われるほど、繁殖力・生命力が強く人類が滅びてもゴキブリは生きていると言われるほどの強い害虫です。家の中で卵を産み、孵化すれば大量に発生してしまいます。
コバエ網戸の細かい網目もすり抜けるほど小さいため、生ゴミに発生しやすいです。お米をしっかり密閉していないと、コクゾウムシが発生することもあります。
ゴミに虫を寄せ付けないために有効な対策
とは言え生ゴミを無くすことは現実的ではありません。どんなに気を付けていても、生ゴミは少なからず発生します。
しかし、処分の仕方を少し工夫するだけでも、虫が寄り付きにくくなります。次の方法を実践し、快適な環境を作りましょう。
虫を寄せない対策1:生ゴミを放置しない
虫を寄せ付けないためには、ゴミを溜めず早く処分することが大切です。生ゴミを放置する時間が長いほど腐敗が進み、臭いもきつくなります。
虫たちは生ゴミから発生する悪臭や水分に誘われてやってくるため、放置が長い程そのリスクは高くなり、生ゴミを1日放置しただけでも、コバエがたかりやすくなります。
できるだけこまめに処分し、三角コーナーや排水溝は常にキレイな状態をキープすることが大切です。もちろん、ゴミ収集日に出し忘れないことも大切です。
ほとんどの自治体では、週に2~3回の収集日なので、捨て忘れはゴミを部屋に保管する必要があります。とくに気温が高い夏は、1回忘れただけで虫がわくこともあります。
虫を寄せない対策2:生ゴミの処分方法を工夫する
できるだけ臭いを発生させないことが重要です。腐敗臭の原因となる水分をできるだけ減らして処分しましょう。
手で水気を絞るだけでも効果はありますが、生ゴミを触るのは抵抗がある方も少なくないかと思います。そこで以下の方法を試してみましょう。
✔ 生ゴミの捨て方1:新聞紙に包み、ビニール袋に入れる
読み終わった新聞紙がある場合は、生ゴミの処理に使いましょう。新聞紙に包んで捨てると、生ゴミから発生した水分が新聞紙に染み込んで、悪臭が発生しづらくなります。
また、新聞紙に含まれているインクには吸着効果があるため、臭いが抑えられるメリットもあります。新聞紙で包んだ生ゴミは、臭いや水分が漏れ出ないよう、ビニール袋に入れてからゴミ箱へ入れましょう。
✔ 生ゴミの捨て方2:ペットシーツにくるむ
新聞を取っていない方は、ペット用のトイレシートを代用すると便利です。ペットシーツはもともとトイレ用の商品のため、吸水力があり消臭加工も施されています。
そのため、生ゴミの腐敗臭や水気もペットシーツがキャッチし、臭いが漂いにくくなります。処理の仕方は新聞紙とまったく同じでです。
生ゴミをペットシーツで包み、ビニール袋に入れて処分します。ペットシーツは100枚入りで1,000円程度と手に取りやすい値段なので、生ゴミの処分用に買うのも検討してみましょう。
✔ 生ゴミの捨て方3:生ゴミのニオイにはお菓子の袋を活用
一般のポリ袋だと空気の透過率が高く、どうしてもニオイが漏れやすいのです。
そこで登場するのが「お菓子の袋」。空気の透過率は非常に低く、ポリ袋に比べ、1000分の1ほどといわれています。これは、生ゴミ対策に活用しない手はありません!実際に試してみました。
いらない紙で水分を吸収した生ゴミを、ポリ袋へ。
さらにそれらを、お菓子の袋に入れます。
ニオイが全然漏れません。大きめのお菓子の袋に溜めてゴミ回収日を待ちます。
ただし、この方法は注意点が一点あります。ゴミ回収日には中の生ゴミだけ出して捨てるようにしてください。お菓子の袋はプラスチック製容器包装なので資源ゴミになります。
キチンとゴミの分別をして捨てましょう。こちらの方法は、家にあるゴミを再利用することで簡単にできてしまうので、かなりオススメです。
✔ 生ゴミの捨て方4:生ゴミを冷凍庫で保存する
ゴミ収集日まで日数がある場合、旅行などで留守にするとき、ゴミをどうしようか悩むことはありませんか?新聞紙やペットシーツにくるんでも、臭いを抑えられるのは数日。
ゴミをすぐに捨てられない、そんなときは生ゴミを冷凍してしまいましょう。
冷凍すると腐らないので臭いも発生しません。しかし、冷凍庫に生ゴミを入れることに抵抗がある方もいるかと思います。そのような場合は、ジップロックなどで密閉し、保管場所を分けてみましょう。
長期不在時の害虫発生を防ぐために出かける前は家の排水口に蓋をして出かけましょう。コバエは排水口からも侵入してきます。
不在中に生ゴミのニオイが漏れていて、家に帰るとコバエが大量発生なんてことになっていたら、恐ろしいですよね。排水口の蓋には、ダイソーに売っているシリコンラップがオススメです。
虫を寄せない対策3:フタ付きのゴミ箱を使う
できるだけ臭いが漏れ出さないゴミ箱を使うことも有効な対策です。フタ付きのゴミ箱は、臭いが外にも漏れにくい上に、虫が侵入しづらいメリットもあります。
ゴミ箱用の防臭剤や防虫剤を併用すれば、より効果的です。
虫を寄せない対策4:防虫剤を設置する
とは言え、生ゴミの臭いが漏れないように気を付けていても、虫は一瞬のスキをついて侵入してきます。虫をできるだけ家に入れないためには、防虫剤が便利です。
玄関や窓など、虫が入ってくる可能性が高い場所には、必ず設置しましょう。玄関用に吊り下げられる防虫剤や、外置き用のゴキブリ駆除剤も市販されています。
窓には、網戸に取り付け可能な防虫剤を付けると効果的です。コバエが発生しやすいキッチンには、コバエ専用の駆除剤を置いておきましょう。
駆除剤には、テープに粘着させるものや、感電させて撃退するものなど、いろいろなタイプがあります。誘因ゼリーが入った駆除剤は、置いておくだけでコバエが集まる上に、そのまま捨てられるので便利です。
駆除剤はコバエが発生しやすい三角コーナーの近くに置いておくと、より効果が高まります。お米には、米びつ専用の防虫剤を入れておくと、コクゾウムシの発生を防げます。
小さな子どもがいる場合は、ハーブ由来の商品を選ぶと安心です。
虫を寄せない対策5:シンクを清潔に保つ
虫の発生を防ぐためにも、キッチンの清潔を保つことが重要です。食材の残りやカスがシンク内に残っていたり、付着したままになっていたりすると、虫を引き寄せる原因となってしまいます。
ぬめりを除去し、食べ物のくずを残さないよう、こまめに掃除を行いましょう。シンクは、ブラシと漂白剤があれば手間なく簡単にキレイになります。
✔ シンク掃除の手順1:排水溝はブラシ、スポンジで細かい部分まで
排水溝は、シンクの汚れと水が溜まる部分のため、掃除をしていても虫が発生しやすい場所です。溜まった水で汚れが見えづらいため、ブラシとスポンジを使ってしっかり掃除しましょう。
✔ シンク掃除の手順2:三角コーナー、ゴミ受け皿も漂白剤で付け置きを
三角コーナーと排水溝のゴミ受け皿は、生ゴミを溜めておく役割があるものなので、より汚れやすいです。生ゴミを処理した後は、三角コーナーとゴミ受け皿も漂白剤で付け置きしましょう。
細かい穴などの隙間は汚れが蓄積しやすいので、使い古した歯ブラシなどを使って汚れを落とします。毎日でなくても構いませんが、キッチンハイターなどで定期的に除菌しておくとより安心です。
✔ シンク掃除の手順3:排水溝カバーも台所用洗剤でぬめりを落とす
ゴミ受け皿に重ねて取り付ける排水溝カバーは、シンクから流れてくる汚れやゴミがひっかかります。そのため、思っている以上に汚れていて、ぬめりが蓄積している場合が多いです。
直接ゴミが溜まる部分ではないので、つい掃除を忘れてしまいがちになりますが、ブラシやスポンジを使ってしっかりぬめりを落としましょう。
台所用洗剤を使うと、ぬめりが落としやすくなりますよ。ちなみに、食器洗い用のスポンジも使ったまま放置すると、雑菌が繁殖します。
使い終わったら食べ物のかすを洗い流し、キレイに洗って乾かしておきましょう。
結論2:ニオイの元は何?どうすれば発生を防げる?
生ゴミの嫌なニオイは、雑菌の繁殖が原因。雑菌が生ゴミを分解する際に、嫌なニオイや有害物質を発生させるのです。
雑菌は、気温が高く、通気性が悪く、水分が多い環境で活発になるといわれています。雑菌の活動を抑えるためには、生ゴミの水分を取り除くことを心がけましょう。
毎日の調理の際に、生ゴミが水分を含まないようにするアイデアをご紹介します。
野菜を洗う順番を変える
例えば、捨てる部分を濡らさないように、先に野菜の皮をむいてから使う所だけ洗うなど普段と順番を変える方法も効果的です。
三角コーナーをシンクに置かない
生ゴミに水がかからないようにする事も大事なポイント。三角コーナーをシンクの中に配置している人は、作業中に水がかかってしまいます。流しの上に設置するのも一つの手です。
最近では、三角コーナーを置かない派の人も多いようです。シンクの外にポリ袋スタンドを設置して、その都度生ごみを捨てるといったアイデアもいいですね。
✔ ニオイと虫の発生を抑えるために気をつけるべきこと
生ゴミのニオイの元について前述したとおり、嫌なニオイの原因は雑菌です。ニオイを防ぎたいならゴミを捨てるときにも出来る限り水分を減らすことが重要です。
水分を減らすのに最も手軽で効果的なのは生ゴミを新聞紙でくるむ方法。新聞紙がゴミの水分を吸収してくれるので、雑菌の繁殖を抑えることができます。
もし新聞紙が無い場合は、雑誌や広告、お店でもらった紙袋・ペットシートなどでも代用可能です。
1:生ゴミの水気をしっかり切る。生ゴミ用の穴のあいた水切り袋を使用するのがおすすめ。
2:新聞紙などの余った紙で包む。
3:ポリ袋にいれてゴミ箱へポイ。
このようにして、水気が残らないようにすることを意識してみてください。
✔ 生ゴミの出ないメニューも
あらかじめ長期不在の予定を把握できているのであれば、最後のゴミ回収日から出発日まで、できるだけ生ゴミの出ないメニューで過ごすという方法もあります。
外食やスーパーのお惣菜などで済ませれば、数日間、生ゴミを出さないことも可能ですよね。
既に発生しているニオイは消せる?
既に、強烈なニオイを放っている生ゴミ。少しでもニオイを消す方法はない?と気になりますよね。
発生しているニオイにはコレ
強烈なニオイの生ゴミには、重曹がオススメ。生ゴミは酸化することにより、強烈な腐敗臭を放ちます。重曹はアルカリ性なので酸化した生ゴミを中和させ、消臭効果が期待できます。
【重曹スプレーの作り方】
水:100ml
重曹:小さじ1
スプレー容器
生ゴミを捨てる際に、重曹スプレーをシュッとしてから捨てることを徹底した結果、次のゴミ回収日まで、ゴミ箱から生ゴミのニオイを感じることがなかったとの声があります。
今までは、「ちょっと生ゴミくさいなー。」なんて感じていても、このひと手間で消臭効果をしっかりと感じるそうです。ちなみに、重曹が自宅に無い方は、お酢を使った消臭方法も。
ゴミ袋の中にキッチンペーパーを敷き、お酢と水を1対1の割合で混ぜ合わせたものを染み込ませれば、生ゴミのニオイを中和させることが可能です。
夏場の生ゴミを放置していいのは半日まで!
高温の夏場は生ゴミがすぐ腐ってしまい、だいたい半日程度でニオイを放ちます。何も対策しないで生ゴミを放置していると、夏場であれば1日でコバエが発生なんてことも珍しくありません。
三角コーナーに放置していいのは、最長でも半日。特に高温で湿度の高い夏場は、新聞紙やいらない紙類で水気を吸って捨てたり、ニオイのキツイものは冷凍庫で凍らせるなど早めの対処が必要です。
やってはいけない生ゴミの処理方法
では、逆にやってはいけない生ゴミの処分方法はどういった事なのか?やってはいけない方法を知っていれば害虫やニオイ問題に悩むことはなくなります。
水分が残ったまま袋にいれる
ポリ袋を二重にしたとしても、水分を十分に取り除いていないとニオイのもとになります。生ゴミのニオイには水分が大敵なので、水分が残ったままでは意味がありません。新聞紙などにしっかりと水気を吸わせて処理しましょう。
ゴミ回収日まで屋外に置いておく
生ゴミをまとめたら外に出しておくという方も多いですが、バルコニーなどは高温になるため、逆にコバエや害虫が沸きやすい環境といえます。
部屋の中は快適でいいのですが、いざゴミを出そうとしたら、生ゴミがハエと蛆だらけなんてことになっていたら悲惨ですよね。
もし生ゴミを屋外に置いておく場合は、重曹の粉をこまめに振りかけるなど、しっかり対策をしましょう。
生ゴミを出さない工夫は?
生ゴミの処理方法ばかりに目が入ってしまいがちですが、そもそも無駄なく料理して消費すれば生ゴミはほとんど生まれません。献立レベルでゴミを出さないということも心がけてみてはいかがでしょう?
ゴミが出にくい野菜を選ぶ
じゃがいもや長芋、人参などは皮ごと調理できる野菜です。また、大根の葉やブロッコリーの茎などは茹でたり加熱すれば美味しく食べられます。
普段から生ゴミが出ない食材を購入するように心がけましょう。計画的に買い物をすることで生ゴミは減らせます。
食べ残しを出さない。
毎日の食事で、残飯を出さない工夫も必要です。夕飯をたくさん作った後に、「今日は夕飯いらない日だった!」なんて経験ありますよね。
家族の予定や体調を考慮し、その日に食べきれる量を作りましょう。そのためには、家族間のコミュニケーションも必要です。
魚は店で内臓を出してもらう
生ゴミの中でも特に強烈なニオイを発生させる魚の内臓。家に持ち帰らないことが一番の対策になります。実は鮮魚店はもちろん、スーパーでも、魚の処理をサービスしてくれるところがほとんど。
また、内臓の無い切り身を購入してもいいですよね。
手間をかけたくないなら生ゴミ処理機もおすすめ
生ゴミ処理機とは、生ゴミを各家庭で減量化できるように開発された家庭用ゴミ処理機。お値段はそれなりにしますが、自治体から助成金が出る場合もあります。
生ゴミ処理機の選び方
ここでは、乾燥式・バイオ式に分けてまとめてみました。
✔ 乾燥式のポイント
【メリット】
・小さいサイズの製品が多い
・1〜2万の価格帯が多くお手頃
・室内に置ける
【デメリット】
・処理中のニオイが気になる
・動作時間が長い
・温風が出るので夏は暑い
・音が出る
・電気代が高い
処理中のニオイが発生するとありますが、気にならない人も多いようです。生ゴミのニオイというよりはお好み焼きが焦げたようなニオイとのこと。
電気代が高いのがネックですが、ほとんどが1~2万ほどの価格帯で、中には1万以下で購入できるものもあります。とりあえず試してみたいという人にはいいかもしれません。
✔ バイオ式のポイント
バイオ式とは、微生物に生ゴミを分解させて処理するもの。処理後のゴミは家庭菜園の肥料にでき、中には残存物がほとんどでないものもあります。
【メリット】
・電気代が安い
・音が静か
・肥料になる
【デメリット】
・生ゴミの腐敗臭が気になる
・手間がかかる
・サイズが大きい
・屋外にしか置けない
微生物の環境を整えてあげたり、生ゴミを捨てに屋外に出たりと、少々手間がかかるバイオ式ですが、電気代は月200円ほどで乾燥型と比べると維持費が安く済みます。
ニオイが気になるので屋外にしか置けないものがほとんど。ただし、生ゴミがそのまま肥料になるので家庭菜園やガーデニングが趣味の人にはおすすめです。
✔ どちらかというと「乾燥式」の方が人気
ちなみにいくつかの通販サイトを見ると、売れ筋上位はほぼ乾燥式の独占状態でした。購入するのに敷居の低い乾燥式をとりあえず購入して、そのまま満足している人が多いように感じます。
電気代が気になる人は購入の際に維持費をしっかり確認しましょう。
また、かなり高額ですが、バイオ式と乾燥式の長所をあわせたハイブリット型もあります。値段を気にせず良いものが欲しいという方はチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?生ゴミに寄り付く虫や原因、対策までご紹介いたしました。無駄な思考やストレスから解放され振り回されることがなくなり、より快適に生活することができるかと思います。
これから気温が高くなってくると、小さな虫から害虫まで目にすることが多くなります。卵を産んでから、孵化~成虫になるまでのスピードが早いので、気を抜くと虫が大量発生してしまう場合も。
しかし、生ゴミの処分方法を工夫し、できるだけ溜めないよう心がければ虫の発生を防げます。できる対策をしっかりと行い、快適な夏を過ごしましょう。
大事なのは水分と放置時間を短縮しキレイを保つことです。
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