『身の回りがごちゃごちゃしてスッキリしない』『生活環境を整えて気分を変えたい』そんなとき頭を過ぎるのが断捨離。やってみたいけれど、片付けは苦手だし面倒。
『何から始めたら良いの?』そんなあなたに向けて、断捨離によって得られる効果やメリット、無理なく後悔をしない断捨離を始める方法、不用品の種類別に断捨離のコツなどを全て解説します!
この記事を最後まで読めば、断捨離するにあたり悩むことなく片付けを進められスッキリした生活を過ごすことができます。
目次
- 1 断捨離とは?
- 2 断捨離によって得られる恩恵
- 3 小さなことから断捨離を始めよう
- 4 家全体の断捨離をしよう
- 5 代表的な断捨離3選
- 6 衣類の断捨離時のコツ
- 7 本類の断捨離をするコツ
- 8 書類の断捨離をするコツ
- 9 断捨離のタイミング
- 10 重要:断捨離で後悔する最悪の事態
- 11 断捨離依存症とは
- 12 断捨離で出た不用品の処分方法
- 13 部屋が片付いたら物以外も断捨離
- 14 シンプルライフとは?
- 15 シンプルライフの始め方
- 16 シンプルライフを維持するコツ
- 17 断捨離からミニマリストへ
- 18 断捨離を決行しミニマリストに
- 19 断捨離とミニマリストの違いは?
- 20 シンプルライフの効果
- 21 断捨離から始めるミニマリスト生活
- 22 断捨離で後悔しないために
- 23 断捨離の先にあるルール
- 24 簡単に断捨離をしてミニマリストに
- 25 ミニマリストというスタイル
- 26 まとめ
- 27 片付けの解決はリ・バスターへ
- 28 ストレスのない快適な生活の為に
断捨離とは?
そもそも断捨離ってどうゆうこと?と疑問に思う方もいるかと思います。ここ数年で身近になった言葉で、断捨離=捨てるというイメージが強いですが、断捨離はただ単に不要な物を捨てるだけではありません。
物の整理を通して人生が変わる効果的な方法と言われています。まずは、断捨離の意味を理解しましょう。
本来の断捨離の意味
モノを減らすといえば断捨離。やました ひでこさんが著書の中で断捨離という言葉を使ったことが始まりで、2010年には新語・流行語大賞にもノミネートされました。
実は断捨離とは、ヨガ哲学の「断行・捨行・離行」をもとに生まれた言葉です。
・自分にとって不必要なモノ、情報、悪い習慣などを断つ
・今ある不必要なモノや余計な心配事を捨てる
・モノやお金や地位・名声への執着を手放す
片付けの断捨離では、ただ単にモノを捨てて綺麗に片付けるというだけではありません。
モノへの執着を捨て不要なモノを減らし、生活の向上・心の平穏などを図る考え方のことです。2009年刊行の『新・片づけ術「断捨離」』(やましたひでこ著、マガジンハウス)により提案されました。
・断:入ってくる要らないモノを断つ
・捨:家にある不要な物を捨てる
・離:物への執着から離れる
つまり、不要なものを捨てて増やさない、物に執着せず身軽に快適に生きることを目指す考え方です。
断捨離によって起こるメリット
断捨離をする事で生活がシンプルになり、ストレスがなくなり豊かになるという意見が多いです。自分にとって大切なものは何かを見つめ直すことができ、不要なもの縛られていた場所や時間から解放されます。
断捨離は何から始めればいい?
家全体にものが多くて途方に暮れてしまう。という方は、急に張り切って全体を片付けようとするのではなく、まず自分が普段持ち歩いているカバンやポーチ、毎日使う場所から断捨離を始めましょう。
毎日に見る場所が片付くと、気分がスッキリして断捨離に勢いがつくでしょう。逆にアチコチに手をつけてしますと途方もない作業に感じてしまいます。
その結果、意気込んでいた気持ちが冷めてしまい挫折してしまいます。小さな所から確実に片付ける事で成功体験を重ね達成感からモチベーションに繋がります。
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断捨離によって得られる恩恵
断捨離は部屋が綺麗になるだけでなく「時間」、「お金」、「思考」など様々な効果が期待できます。それは何故かを解説していきます。
価値観を見直すことができる
断捨離時に不要だと判断した物は意外にも周囲の影響を受けたものが多いものです。
・テレビで話題だったから
・みんなが持っているから
・店員さんに勧められて断れなかった
このような理由で購入したものは「断れない」、「同調圧力」など本当に自分が「良い」と思ったものでない限り愛着を持ってレギュラーメンバーとして使っていません。
断捨離をすれば、自分の「良い」を見つけることができます。その積み重ねが、人生の選択を自分らしくより良いものにしてくれるはずです。
金銭的な余裕が生まれる
前述した通り断捨離の「断」とは不要なものを断つこと。つまり、日頃から断捨離をほんの少し意識していれば、手に入れる前に「本当に必要か」と自問するようになります。
どこに何かあるかを把握できるようになるので、ストックがあることを忘れて同じものを買ってしまうこともなくなります。
フリマアプリなどに不用品を出品し売れれば臨時収入の可能性もあります。買わないことで支出が減りお金が貯まり、いらないと思ったものを売ることでお金になる事があります。身近なリサイクルショップを活用するのもありです。
豆知識:無駄な家賃を割り出す
ものが散乱してしまう理由の一つに、「無駄なものを買い込んでしまう」と言う原因が一つあります。断捨離は、無駄なものを買ってしまうのを辞める方法になるだけではありません。
更に必要以上に物が増えてしまうと、無駄な出費が増えるだけでなくお部屋を圧迫してします。つまり、無駄なものを置いている面積分の家賃を払っていることになります。
年間の家賃(年額の物件価格)÷専有面積=1㎡あたりの年間収納コスト
1㎡あたりの年間収納コストを明らかにすることで、ムダなモノの収納にいくらかけているのか確認する、というものです。
(例)70㎡で3500万円のマンションに住んでいる場合
30年ローンだとすると、3500万円を30で割って、1年あたり約117万円
117万円÷70㎡=1㎡あたり約1.7万円
(例)24㎡で家賃6万円の賃貸に住んでいる場合
年間の家賃は72万円なので
72÷24㎡=1㎡あたり3万円
無駄なものを買わない=必要なものだけにお金を使うことができる、というメリットを生み出します。
時間の余裕が生まれる
断捨離をして物の場所を把握できるようになると、探し物の時間が無くなって時間に余裕ができます。
・調理用具:引き出しの中を探す時間がなくなる
・服:毎日の服選びで悩む時間も無くなる
・ハンコや通帳など細かい物の探し物がなくなる
つまり、取り出しや収納にストレスがなくなり日々のストレスがなくなります。これは思っている以上に快適な生活を送る上で重要な要素です。
ストレスが軽減し心の余裕が生まれる
周りを見渡すと部屋の中が多くのもので溢れ、引き出しや押し入れがゴチャゴチャしていると、視界に入る情報量が多く無意識の内にストレスが溜まっていきます。
使わないものが目に映るたびに「いつか捨てなきゃ」と思っては先延ばしにするのを繰り返していると、どんどん気が重くなってしまい、自己嫌悪にもなってしまいます。
不要なものをすべて処分し、必要なものだけにする事ができれば、そんな不要なストレスから解放されます。気掛かりの1つ減り、精神的な余裕にも貢献します。前向きにもなる事に繋がります。
人間関係が良くなる
探し物をして外出するのが遅くなったり、必要な物が見つからなくて慌てて買いに行ったり…かと思えば家に戻ったら買ってきた物が見つかったりすることってありますよね。
自分にイライラしますし、周りにあたってしまったり家族に待ってもらっていると余計に焦ります。かと言って急かされたら怒りが湧いてきて険悪なムードになるなんてこともあるでしょう。
不要な物が少ない状況になると、そういった無駄な心の余裕からが発生しなくなる可能性もあります。
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・【ポイント】掃除をしやすくする為には?
小さなことから断捨離を始めよう
断捨離を意気込み一気に行おうとするのは途方もない作業に感じ挫折に繋がる為、まずは少しずつ簡単なところから断捨離の楽しさと達成感を感じてみましょう。きれいな状態を継続していくのは大変です。
STEP1:カバンやポーチなど小さところから始める
小さなものや場所でもひっくり返してみると忘れていた物が潜んでいるかもしれません。
・カバンには入れっぱなしで存在を忘れている小物はないか?
・ポーチには使っていないメイク道具はないか?
・財布には普段使わないカード・入れっぱなしのレシートはないか?
通勤用のカバンや財布、の中を確認してみると、レシートやゴミ、長らく使わずに入れっぱなしだったポケットティッシュなど出てきませんか?財布も同様に全部出してみると存在を忘れていた物があった場合は整理し保管しておく場所を決めましょう。
苦戦するのが化粧ポーチです。『まだ使える』と思って出が悪くなっても取っておいた高いデパ地下コスメなどはありませんか?『高かったから』と使わないのに取っておいていませんか?
例えば、開封後のマスカラの寿命は約3ヵ月。化粧品には使用期限があり、一般的には未開封で約3年、開封済みは半年以内に使い切ることが推奨されています。
化粧品は開封すると空気に触れて酸化が始まります。特に筒状のジェルやクリームは直接手に触れるため雑菌が繁殖しやすくなり、肌トラブルの原因になる恐れもあります。迷わず捨てましょう!
STEP2:引き出しなど収納箇所を断捨離する
小物の中身が整理できて、スッキリする感覚と「やればできる」という自信が付いたら、徐々に範囲を広げて引き出しの中をひっくり返して整理していきましょう。
・書類などは1年以上前のもので、契約書などの大事な重要書類でなければ捨てる
・文房具などは何本もある場合やインクが薄いペンや小さくなった消しごむは捨てる
・薬は使用期限が切れているものは捨てましょう!
・衣類や下着・靴下など:ゴムがくたびれてきたもの、身に着けてテンションが上がらないものは捨てる。
・冷蔵庫:賞味期限が切れているもの・干からびているものなどは何も考えずに捨てましょう!
書類や薬類、冷蔵庫の中は目に見えて分かりやすい日付があるので、そこからどんどん捨てて行きましょう。
衣類や下着・靴下は履こうと思えばいつまでも使えてしまいます。しかし、身に着けて気分が上がらないもの「色あせてるな」と思うようなものは捨て時です。
STEP3:ひと部屋断捨離してみよう
最後は思い切って、ひと部屋まるごと持ち物を出してみましょう。ここから断捨離の本番です。
✔ 小さなことでも気楽に続けてみるのが鍵
前提として断捨離は余計なものを入れない、持たないという考え方です。しかし、ある日突然思い立ち急に完璧にできるようになるものではありません。
まずは、やる気が出た時に気張らず焦らず小さなことから始めましょう。小さいところから始め、成功体験を積みかね快適な生活と断捨離できるという自信が生まれモチベーション維持に繋がり、やがて習慣化し日常的に断捨離が身についていくはずです。
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家全体の断捨離をしよう
これまでは断捨離のウォーミングアップとすると、ここから遂に1部屋丸ごと断捨離してみよう!となったら、この章から断捨離の手順を確認しましょう。
STEP1:よく使う場所から断捨離しよう
家の中を「キッチン」「寝室」「リビング」などエリアに分け、順番に一箇所ずつ確実に断捨離をします。最初に手を付けるのはキッチン・洗面所・玄関など、普段よく使う目に付く場所がオススメです。
趣味のものや思い出の品などではなく生活必需品が多いエリアで、捨てる物と取っておく物の判断もしやすいでしょう。物置や押し入れなどの多くのものが詰まっている場所は、判断に時間がかかります。慣れてきて勢いがついてから作業しましょう。
エリアに悩んだ場合は片付けの基本的な流れで進めることもいいかと思います。物屋敷や汚部屋などの場合は、手前から奥にかけて片付けを進めていきます。
この流れを利用し、玄関から断捨離を始め小さい場所を優先的に片付けるのもアリです。
STEP2:残す物の量を決める
ご自身の家やライフスタイルに合わせて残す物の量を決めましょう。量を決め基準を設ける事で判断の後押しが期待できます。具体例としてアイテム別にポイントをまとめました。
アイテム | 判断基準 |
衣類・タオル類 | 洗濯の頻度 |
食器類 | 同居人数、来客の頻度、使用頻度 |
本・雑誌・紙類 | 収納場所の容量 |
日用品 | 収納場所の容量、使用期限、利用頻度 |
仮に1週間に1回しか洗濯をしないのに、服を4日分しか残さなかったら着る服がなくなってしまいます。ストレスなく生活するために必要な数を見極めましょう。
断捨離に勢いが付くと手放す事に慣れ、どんどん処分しようとする場合がありますが、最低限必要な量は意識しましょう。
洗って繰り返し使うものは一度に使う数量、収納場所に保管しておくものはそこに収まる分だけ残すようにするとよいです。イメージとしては収納場所に少し余裕を残す程度が理想です。
STEP3:必要・不要・保留に分別する
いよいよ断捨離スタートです。すべてのものを見直し、以下の3つに分類します。
必要なもの=残すもの
不要なもの=処分するもの
保留するもの=迷ったもの
理想はダンボールなど箱を3つ用意し、分類した物を入れていきましょう。
その場で残しておくか処分するか決められない物は、その場の一時的な感情で無理に判断せず保留にしてもかまいません。その際はいつまでに決めるか期間を設けましょう。
例えば、保留用の箱に入れておき、その後1か月以上触る事がなければ捨ててもよいでしょう。
✔ 残す物と処分する物の判断基準例
まだ使えるかも、いつか使うかもと、かもで残しておくのは極力やめましょう。具体的な活用シーンが思いつかなければ使うことはありません。
残した方がいい物 | 処分した方がいい物 |
・頻繁に使っている物
・使う頻度は少ないけど、必ず使う物 ・見るだけで楽しい気分になる物 ・季節もの |
・壊れた家電
・1度も使っていない物 ・1度しか使っていない物 ・1年以上使っていない物 |
例えば値が張った家電は、いつか修理して使おうと思って取っておいている方がいます。修理してもあと何年使えるか分からないようなものは、思い切って捨ててしまいましょう。
STEP4:思い出の物は最後にする
思い出が詰まった物は捨てるかどうか判断するのが難しいです。理屈と感情がぶつかり時間がかかってしまうので、必要か不要かを決めるのは一番最後にしましょう。
幼少期の作品や誰かにもらったメッセージ、卒業アルバムなどは、二度と手に入りません。そういった場合はデジタル化することをオススメします。
写真に撮っておいて現物を処分するというのも1つの手です。どうしても現物として残しておきたい場合は、収納場所や箱を用意して、そこに収まる分だけ取っておくようにするとよいでしょう。
代表的な断捨離3選
ここからは、断捨離でも特に代表的なアイテムをピックアップし、その具体的な方法を解説していきます。アイテム別に記述していますが、応用することでどんな断捨離のシーンでも使える必須テクニックです。
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衣類の断捨離時のコツ
日本は四季があり、季節ごとに適した必要な服が変わるので服の数が多くなりがちです。特に女性の場合は仕事用、私服、冠婚葬祭やシーンに応じた服装が多い為、衣類の量に悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
服のサイズや好みの移り変わりに合わせて服を買い足す一方、古い服を処分を後回しにしてしまいでクローゼットがいっぱいという方もいるかもしれません。その様子を見て一層片付ける気が沈んでしまいます。
ここでは、効果的に服を断捨離するコツをご説明します。
衣類を処分する判断基準
着ない服も、ボロボロにならない限りはクローゼットにしまいっぱなしにしているという人も多いのではないでしょうか。
「まだ着られるかどうか」で判断するとなかなか捨てられません。以下のポイントを参考に、処分する衣類の判断基準を決めてみましょう。
残すもの | 捨てるもの |
・ほつれたり、襟や袖が伸びたりして劣化した服
・サイズが合わなくなった服 ・現在の好みとは異なるデザインの服 ・普段着で1年以上着ていない服 ・一度も着ていない服 |
・持っているだけで楽しい気分になるお気に入りの服
・冠婚葬祭用の服 |
基本的には服の状態や着る頻度で判断するのがおすすめです。「高かったから」「まだ着られるから」と取っておくのはやめましょう。
ただし無理して「あまり着ない服は即処分」と決めてしまう必要もありません。手元にあるだけで嬉しくなるお気に入りの服は、生活を豊かにしてくれるアイテムとして残しておくとよいでしょう。
どうしても決断できない場合、一度着用してみてしっくり来るか確かめるのも1つの手です。
種類別に断捨離を進める
クローゼットやタンスの中身を合わせて書き出すと結構な量になります。一気に断捨離を試みると、中途半端に散らかった状態で終わる可能性もあるでしょう。
服の断捨離をするときは、「靴下」「シャツ」「スカート」「ボトム」などカテゴリーを細かく分けて1種類ずつ進めるのがおすすめです。
一つ一つの労力はあまり必要がない為、すきま時間を活用して少しずつ進めることもできますし、取り掛かるハードルも下がります。
迷ったら保留ボックスに
ここでも断捨離の共通して「残すか、捨てるか」決められない服は、保留ボックスを作って保管しておきましょう。処分するか迷った服は保留にしておくのが断捨離で失敗しないやり方です。
その後1シーズン様子を見て着なかったものは、思い切って処分してしまいましょう。
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本類の断捨離をするコツ
本や雑誌はいつの間にか数が増えて部屋を圧迫するものです。「いつかまた読むかも」とため込んでしまいがちなアイテムですが、部屋をすっきり保つためには、基準を決めて処分することが大切です。
本を処分する判断基準
処分したほうがよい本の一般的な基準は以下の通りです。
・今後1年以内に読み返す可能性が低い本
・扱っている情報がすでに古い本
・積読にしていたが、読む気が起きない本
・読みかけだが、あまり読み進める気が起きない本
あとで読もうと思ったまま手をつけていない本や、読みかけのまま放置している本も多いのではないでしょうか。
興味関心が変わる、忙しくて時間がない、と今後も読まない可能性が高いのであれば、思い切って処分してしまいましょう。誰かから贈られた本や、影響を受けた本など読み返さなくても大切な本は、無理に処分しなくても大丈夫です。
電子書籍を活用する
絶対に紙の本で読みたいというものでなければ、思い切って一度手放し、読みたくなったタイミングで電子書籍で買い直すという手もあります。
電子書籍であれば、1冊買うたびにものが増えるということもありません。スマートフォンやタブレットなどの端末1つで大量の本を所持できます。紙とデジタルでうまく分けましょう。
残す量を決めておく
「本は何冊、雑誌は何冊」「本棚などの保管場所を決めて、収まる数だけ持つ」など、手元に置いておく本の量を決めておきましょう。
新しい本を買ったら、決めた上限を超えないように古い本を処分する習慣をつけます。そうすれば、いつの間にか収納スペースを超えて本が散らかるということもありません。これも断捨離の共通する方法です。
書類の断捨離をするコツ
気付いたら溜まりがちなのが紙の書類。量が増えるにつれて分別するのも面倒になってしまいます。思い切って捨てるか、デジタル化して、本当に取っておかなければならないものだけ保管するようにしましょう。
書類を処分する判断基準
契約書や権利に関するいわゆる重要書類以外は、基本的に処分しても問題ありません。原本が必要なものでなければ、思い切って捨てることをおすすめします。
処分するもの | 残すもの |
・各種パンフレット、チラシ
・ネット上で手に入る情報の案内書類(例:自治体のごみ分別ルール、各種サービスの案内) |
・保険証券
・不動産の権利書 ・年金手帳 |
更に書類では残す物、処分する物の他にもう一つ分別種別があります。
一定期間は保存する書類 |
・金融機関の通帳
・スマートフォン等の契約関連書類 ・健康診断の結果 ・手紙やはがき |
書類整理は誤って重要書類や必要な書類を処分してしまうと大変な事態になる可能性があります。焦らず確認しながら断捨離を進めてください。
重要書類や原本を除き、例えば何か残しておきたい場合はデジタル化もオススメです。家庭用のスキャナーなどは2万円前後程度で購入できます。
iPhoneやiPadならスキャナーの機能もついていますし、Androidなどのスマホでも可能です。
✔ 個人情報はシュレッターなど使う
住所が記載された書類、給与明細など個人情報が入った書類をそのままゴミ箱に捨てるのは不安・・・という書類もありますよね。
ゴミ箱に入れた時点では自宅内ですが、ゴミ出ししてしまえば収集されるまで無防備に放置されているに等しい状態です。
何かペンなどで塗り潰すなど対策も手ですが、量によっては全ての書類を塗り潰すには時間がかかってしまいます。定期的に個人情報入りの書類を処分する場合は、家庭用シュレッダーを使うと便利です。
手動のシュレッダーなら1,000円前後から手に入ります。電動のものはピンキリですが安いものは5,000円程度で購入できます。
断捨離のタイミング
思い立ったら吉日と言われるように断捨離も決意した時が始めどきです。しかし、絶好のタイミングがあります。それが引越しのタイミングです。しかし、引越しするまで待つ、は違います。
必ず部屋中の物を書き出すため強制的に断捨離ができます。ここからは、引っ越しをキッカケに断捨離する方法やコツを解説していきます。
断捨離は大きな家具・家電を処分し、新居へ持って行くものだけを残し、小物類はダンボールに梱包する前に不用品を処分していきます。不用品処分は想像以上に大変で時間も掛かりますので、早めに取り掛かりましょう。
新居に大きい家具家電を運ぶものを決める
普段使っていない家具・家電は思い切って不用品処分してしまいましょう。新居では、部屋の広さや雰囲気に合わせて新しい家具・家電を揃えたいと思う方も多いと思います。引っ越し前に捨てられるものは捨ててしまいましょう。
収納家具は必要最低限に
断捨離をすると、部屋に置く物の量がかなり減るので多くの収納家具は不要になります。
収納家具や収納ケースが多いと『まだ入る・しまう場所がある』と新居でも荷物が増えてしまうので、最低限に抑えましょう。
使っていない物は捨てる
断捨離は新品なものであっても使っていないものは手放すのが鉄則です。もったいない精神はやめましょう。
・お歳暮やお中元でもらった古い調味料のセット
・いつ買ったか分からないのインスタント食品
・使っていないお鍋など調理器具 etc…
例えば、こんな物が眠ってはいませんか?特にキッチン周りは新居で新しく商品を購入することになるので、要らないものは全て捨てましょう。
売るより寄附、捨てる選択する
家の中に不用品が沢山あると、リサイクルショップやフリマアプリに出してお小遣い稼ぎが出来たら良いなと思いますよね。しかし、買取りは査定から入金するまでに時間がかかり、自分で配送の手配などもあるので大変です。
更にフリマアプリやオークションでは出品の手間を掛けても実際に売ればければ意味がありません。モノを売ったり譲ったり、寄付するのはある程度時間がかかるため、断捨離に一番最適な方法は処分です。
荷造りの時も断捨離を意識する
断捨離してスッキリした!と思っても、そこから更に処分していきます。ダンボールに梱包している時も要らないものはドンドン捨てて行きましょう。
一度片付いたと思っても段階を分ける事でまだ不用品があったりします。なので断捨離を終えて荷造りに入っても断捨離を意識して作業することがポイントです。
断捨離は慣れてくると捨てることに抵抗がなくなって来るので、捨てることに快感を覚えるようになります。新居でも使わないものは、梱包作業中も捨てるようにしましょう。
ただし、捨てることが快感になり本来必要なものまで処分したりもする場合もあるので注意しましょう。
重要:断捨離で後悔する最悪の事態
断捨離をしたら、「捨てなくていい物まで捨てて後悔しそう」と思う人も多いようです。やってはいけない後悔をしないポイントを知り、後悔せずに断捨離をすることができます。
使えそうなものを全て取っておく
片付けられない人に共通点が、ものを捨てるときに「使えそうかどうか」で判断することです。
家にある多くのものは使おうと思えば何らかの用途があるでしょう。あると便利、なくても困らないものが半数以上です。壊れて使い道がないものだけを捨てていても物量は減りません。
例えば、一例としてこんなアイテムをたくさん溜めている人は要注意です。
どこかでもらった社名入りボールペンやメモ帳
ちょっと質の良い紙袋やショップバッグ
家電や雑貨が入っていたダンボールの箱
どうしてもすべて捨てる決心がつかなければ、家に置いておく数量を決めて基準を設け、新しいものを入手したら古いものを捨てるサイクルを作りましょう。
判断基準を設けず気分で捨てる
物の処分を繰り返していると捨てる事に慣れ、何でも捨てたくなる方がいます。気分で捨てていると、本当に必要なものや、大切なものまで捨てる可能性があるので注意しましょう。
たとえば、洗濯ペースが週1に対して下着を3着まで減らしてしまうと、洗濯が追い付かずに困ってしまいます。断捨離はストレスなく生活を送るた為です。
断捨離には「成功する断捨離」と「失敗する断捨離」があります。断捨離はあくまでも手段でしかありません。断捨離をしたあと、快適な生活を手に入れる事が目的です。
手段が目的になってしまっては本末転倒です。これではいつまでたっても完結せず、失敗した断捨離になってしまいます。断捨離が目的の場合、極端に言えば家にあるものをすべて捨てるまで断捨が終わりません。
日常生活を不便に変えてしまうほどものを捨ててしまう断捨離は危険です。行き過ぎた断捨離は「断捨離依存症」とも呼ばれています。
必要なものやその量をしっかり考えた上で、残す量や基準を決めましょう。
思い出の品や大切なものを捨てる
親の形見や卒業アルバムなどもう手に入らないモノの断捨離は最後に行います。
断捨離を進めていくうちに捨てることに抵抗がなくなっていきますが、勢いで処分すると後悔につながるからです。また、心から大切に思っているモノは、無理に手放すべきものではありません。
一度捨ててしまうと替えがきかない思い出のモノの断捨離は慎重に行う必要があります。捨ててから取り戻したくなっても買い直すことができません。
片付ける前に収納用具を揃える
断捨離を機に、収納用品も一新して部屋を整えようと意気込んでいる方は要注意です。先に収納用品を買ってしまうと、実際に残したもののサイズや数量に合わず、不要な収納用品が出てくる可能性があります。
実は、断捨離や不用品回収業者で最も処分や回収される物は収納グッズです。用意した収納に合わせて物を残してしまい、捨てるべき物もとりあえず取っておくという判断にもなりかねません。
残すものを決めてから、必要な量の収納用品をそろえましょう。
不用品を全て売ろうとする
少しでもお得に処分しようと、不要な物を全てフリマサイトやオークションサイトで売ろうとするのはオススメできません。手間を掛けて出品しても売れなければ意味がありません。出品から配送までの手続きが面倒になり結局、不用品が家に放置される可能性が高いからです。
売れなければ処分できません。高価なものを捨てるのがもったいないと感じる場合は、フリマサイトやオークションサイトで需要と売却価格の相場を確認しましょう。
売る場合は、需要があって高値で売れそうなものだけ残し、あとはリサイクルショップや買取専門業者にまとめて持ち込むのがおすすめです。
一気に片付けようとする
家全体の断捨離は基本的に1日では終わりません。想定以上に物が多かったり、判断に時間が掛かり疲れてしまい、中途半端に終わる可能性が高いです。
断捨離を意気込み、家全体を片付けようとアチコチ手を出してしますと途方もない作業に感じ挫折してしますのです。更に片付けているつもりがただ、ゴミや不用品を移動しているだけ、なんて事も。
他にも部屋一面にものを広げて進めるため、一時的に部屋が散らかり、途中で力尽きてしまい、断捨離をする前より散らかってしまった。という事態にもなりかねません。
エリアやスペースを区切り、今日はキッチン、今日はクローゼットというように小さい場所からで良いので、焦らず一箇所ずつ確実に断捨離を進めましょう。
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断捨離依存症とは
行き過ぎた断捨離は断捨離依存症と呼ばれる一種の中毒症状のような状態になります。捨てることで達成感や爽快感が味わえるので、「すっきりしたい」と徐々にエスカレートしていきます。
断捨離依存症とは
モノへの執着を手離すという行動ばかりが先行し、捨てることに依存してしまい生活に支障をきたす状態を指します。
断捨離依存症の症状の一例として、、、
・何か捨てられるものはないかと常に探す
・必要なモノまで処分する
・モノが増えることに極度のストレスを感じる
エスカレートすると家族や他人にも捨てることを強要したり、勝手に捨ててしまい人間関係にまで影響が及んでしまうこともあります。
断捨離依存症になりやすい特徴
断捨離依存症になりやすい人には以下の共通点があります。
・没頭しやすい性格
・潔癖症・綺麗好き
・汚部屋・ゴミ屋敷を経験している
・完璧主義者
ゴミ屋敷などでよく目に付くモノを溜め込む「ためこみ症候群」というものがありますが、ためこみ症と断捨離依存症は正反対に感じますが、本質的には不安や心配によって起こしてしまう行動で、心理状態は一緒です。
自分に必要なモノの適量が分からなくなっている危険性があり、依存症を招きます。
予防・改善方法
断捨離の本質を理解し計画的に進めることが断捨離依存症の予防策であると共に解決策でもあります。
断捨離をはじめるに前に一度立ち止まり自分の理想の暮らし、大切にしたいもの、部屋に適した量を考えて目標設定から始めましょう
モノを持つことも捨てることも悪いことではありません。大事なのはバランスです。
断捨離で出た不用品の処分方法
断捨離をするとた沢山の捨てるモノが出てきますよね。これらを処分しないと部屋が片付きません。片付けをして処分し終わるまでが断捨離です。
と同時に最後の山場でもあります。ここを乗り切れば快適な生活を送ることができます。最後の山もポイントを押さえて越えていきましょう。
様々な処分方法がありますが結論から言うと断捨離で出た不用品の処分方法で最も最適解な方法は「不用品回収業者に丸ごと回収してもらう」ことです。
モノが少ない場合は「自治体のごみ回収」、高価でごみに処分に躊躇う物はモノは「リサイクルショップやフリマアプリ」といった処分方法もあります。
最適解:不用品回収業者を利用する
通常、生活する中でモノを捨てるときは、分別をして自治体のごみ収集や粗大ごみの回収予約をしたりする必要があります。断捨離で一気に沢山のモノを処分したいときは、手間がかかって大変ですよね。
メリット | デメリット |
・分別、解体、運搬など処分に関して丸投げできる | ・どの業界にも悪徳業者が存在する |
行政の粗大ゴミでは必要に応じて解体や指定場所まで自分で運搬をする必要があります。更に単品価格で不用品が多いほど手間もお金もかかり、回収まで一ヶ月以上待つ事もあり、コスパが悪くなってしまいます。
回収できない品目もあり、不用品を処分できない可能性もあります。また、回収日まで不用品を部屋に置いておくと、「やっぱり取っておこうかな」と決意が揺らいでしまうかもしれません。
✔ 安心・安全に処分が可能
捨てることを決めてすぐに不用品回収業者に依頼すれば、迷う余地なく処分できますよ。不用品回収業者なら、回収できない物は基本的にありません。自分で面倒な分別や解体、大変な運搬も必要ありません。
あなたが唯一することは、業者に連絡する。たったこれだけです。
業者を利用する際は定額パックなどを用意している業者に選ぶことで、手間や時間を節約する他、圧倒的に価格面でのコスパもいいです。
ご自身で作業をすると運搬や解体が必要となればお金や時間を消費するだけでなく、怪我などのリスクもあるため、不用品が数点ある場合は不用品回収業者を利用することがオススメです。
✔ 業者を選ぶ注意点
断捨離は様々な不用品を処分する為、定額プランを提供している業者を選ぶことをオススメします。
注意点としては安過ぎる金額を提示している業者には注意が必要です。片付け作業などは定額だが人件費や出張費は別など後から追加料金を支払い損する可能性があります。
企業努力だけではどうにもならない事もあるので安過ぎる価格設定をしている業者は極力避けましょう。破格過ぎる場合、利益が出なければ業者は存続できません。
存続ができなければお困り事を解決できず、サービスを提供する事はできませんので本末転倒です。目の前の金額に惑わされずコスパの良い業者を選ぶことが大切です。
✔ 業者利用する前の工夫
業者に依頼をする際にほんの少しの工夫をすると料金を抑えることができます。不用品の選別や片付け作業まで全て依頼すると業者によっては料金は高くなる事もあります。
つまり、自分で選別や簡単な片付け、自分で処分できるものは処分することでその分の費用を浮かせることができます。
または、ご自身で予算を決めて、その金額分の回収をお願いする方法もあります。予算が少ない場合は効果的な方法の一つです。
しかし、予算が少ない場合でもまとめて処分したいというのが本音だと思います。そんな時は弊社では分割払いやクレジットカード払いをご用意しておりますので、即日でご負担を抑えることが可能です。
・関連記事:部屋の断捨離は不用品回収業者が最適!選び方を解説します
物量が少なく一般ごみで処分する
捨てる物量が多くなければ、自治体のごみ回収に出してしまうのが安上がりでおすすめです。
メリット | デメリット |
・モノが少なければ費用が安くおさえられる | ・1つ1つ自分で分別等の作業が必須
・粗大ごみの回収は事前予約が必要で、回収までに時間がかかる |
一般ごみとして捨てられるモノは、自治体で決められた回収日に指定の場所で処分しましょう。粗大ごみは事前に回収日時を予約して、コンビニやスーパーで手に入る「粗大ごみ処理券」を貼って出す必要があります。
高価な物を処分するなら
高価なデジタル機器や状態の良いブランド品など、世間的に価値のありそうなモノは、リサイクルショップやフリマアプリで売ることもできるでしょう。
メリット | デメリット |
・不用品を手放すことで現金収入を得られる | ・需要がなければ値がつかない
・フリマアプリは売れるまでの時間が読めず、買い手がつかない場合もある |
出張買取に対応しているリサイクルショップに依頼すれば、家まで査定・回収に出向いてもらえます。
フリマアプリはリサイクルショップよりも高値で売れることが多いですが、出品から購入者とのやり取り、配送手配まですべて自分でやらなくてはなりません。手間をかけても高く売りたい方におすすめです。
部屋が片付いたら物以外も断捨離
身の回りの要らないものが減り部屋が片付くと、気持ちが整いますよね。ここからもう一歩スッキリする為ににオススメなのが、モノ以外の断捨離です。
ここでは「サブスクサービス」「スマホアプリ」「写真・動画データ」などの契約内容、データの断捨離についてお話しします。
サブスクサービス
月額制のサブスクリプションサービスを利用している人も多いでしょう。動画・音楽の配信サービスや新聞・雑誌の定期購読、各種ソフトウェアなど、世の中には様々なサブスクサービスが存在します。
初月無料を理由に加入してそのまま契約し続けているサービスや、「いつか使うかも」と言いながらあまり利用していないサービスはありませんか?
中には解約を忘れている場合やアプリを消したら解約になると勘違いして知らない内に月額費が発生し続けているなんて事もあります。
使用状況を見直して、ほとんど使っていないサブスクは思い切って解約しましょう。月額はたった数百円でも、1年間、数年間というスパンで見ると案外大きな出費になっていますよ。
余裕があれば利用している携帯キャリアの契約内容の確認も意外とスッキリします。
アプリ
あなたのスマホのホーム画面は使わないアプリで溢れていませんか?部屋と同様、毎日見る画面が散らかっていると、すっきりせず無意識のうちにストレスが溜まってしまいます。
その場の勢いでインストールしたけれど使っていないアプリ、ついつい見過ぎてしまうSNSのアプリなどは、スマホから削除してしまいましょう。
アカウント登録しているサービスであれば、アプリを消しても自分のアカウントが消えることはありません。スマホやPCの中身を断捨離するとかなりスッキリするのでオススメです。
画像やデータ
あとで選別しようと思って撮った写真や動画をすべて放置していたり、一時的なメモとして撮った写真を消し忘れていたりしませんか?
必要ない写真や動画をなんでもかんでも取っておくと、データ容量を圧迫する上に、探したい写真や動画を見つけるのにも苦労してしまいます。
スマホの容量を圧迫すれば処理や動作にも影響するので定期的にスマホの中身を見直して不要なデータは削除しましょう。
シンプルライフとは?
シンプルライフの特徴を、『断捨離』『ミニマリスト』との違いを明らかにしながら紹介します。どれも似ているのですが、実は取り組む目的や、心理的なアプローチの方法が異なっています。
必要な物を大切にしてシンプルに暮らす
シンプルライフとは、言葉通り『シンプルな暮らし』です。物の数の問題ではなく、手元にある物の中から、自分が好きな物・必要なモノ明確にする作業を経て手に入るものです。
物を極限まで減らすことで自分の価値観を明らかにするのではなく、身の回りに既にある物を見つめながら、自分の価値観を明確にするという考え方です。
その概念は『物』だけではなく『暮らし方』や『人間関係』など、幅広く捉える考え方でもあります。他人の意見に左右されずに、自分軸で考えることがポイントです。『自分にとって』大切な物事を選択しましょう。
断捨離やミニマリストとの違い
断捨離は、『不要な物を捨てる』ことを重視した考え方です。物を減らすことが目的ではなく、物への執着を捨てることがゴールになります。
そのため断捨離のプロセスの中で、自分にとって必要な物を見極めることができるでしょう。また人間関係なども含んで捉えることのできる概念で、より自分のことを大事にするよう見直すキッカケになることもあります。
一方でミニマリストとは、『物を減らす』ことを重視した考え方です。極限まで物を減らし、『必要最低限』の物で過ごすことが理想のスタイルであるとされます。
シンプルライフのメリット
シンプルライフの目的は『物を減らすこと』ではありませんが、『何が本当に大切か』という観点で身の回りのものを見ていくと、自然と物が減ってくるはずです。
結果的に、自分の価値観が明確になるだけではなく、掃除が楽になったり、ストレスが減ったり、部屋が広くなったりメリットがたくさんあります。
また精神的な面でも、集中力が高まったり、頭の中が整理されてスッキリしたりと、快適な気持ちで日々を送ることができるようにもなるでしょう。
【関連記事】
・【断捨離で脱汚部屋】ミニマリストでシンプルライフ!
・【後悔したものリスト】断捨離で後悔する前に確認しよう
・【汚部屋から脱出】断捨離や片付けのポイントと維持する方法
シンプルライフの始め方
今日からシンプルライフを始めたい場合にも役立つ方法を紹介します。まずは、今使っていないものは基本的には捨てる方向で考えましょう。
また、『これは必要』であると絞り込んだ物は、定位置を決めておくとよいです。こうすることで、部屋が散らかるのを防ぐことができるでしょう。
使う物以外は捨てる
『今』使う物以外は、思い切って捨ててしまうのがシンプルライフを始める第一歩になります。『使わない物』はいうまでもなく、『使うかもしれない物』も捨てるのがポイントです。
例えば、便利だからという理由で洗剤を何種類も使っているうちに、棚の奥の方にあるものは忘れてしまうことがあります。忘れるくらいなのでそのアイテムは不要なのです。
ほかにも、『炊飯器』はあると便利ですが、米は鍋で炊くこともできます。『これは絶対必要だ』と思い込んでいるものもあるので、1度自分の身の回りのものを先入観なくニュートラルな目で見てみましょう。
『今あるもの』の中で、『どうしても手元に置いておきたいもの』は案外少ないのかもしれません。
物の定位置を決める
シンプルライフを目指すためには『物の定位置』を決めることが重要です。どこに何があるのかを把握できれば、余計なものを購入したり、ダブって購入するミスを防ぐこともできます。
『リモコンは机の上の小物入れの中』『使ったアクセサリーは必ず元の位置に戻す』などのように、まずは定位置を決めておくと、導入として始めやすいでしょう。
関連記事
・モノを捨てる基準と整理整頓のコツと注意点
・【片付け術】収納や片付けのコツを徹底解説!
・【ポイント】掃除をしやすくする為には?
シンプルライフを維持するコツ
日々意識しないで過ごしていると、物は増える一方です。またせっかくシンプルに整理した空間も、時間が経つと共に忙しいなどの理由で次第に散らかっていきます。
床に物を置かない
床には、『大きな家具以外は置かない』ことをルールとして徹底しましょう。床に細々とした物を『ちょっとだけ』と置いていくと、ちょっとの積み重ねで部屋に物が増えすぎてしまうケースになりがちです。
さらに『何も置かない』場所を決めておくとよいでしょう。
例えば、一時的に買い物してきた物を置きっぱなしにしていたり、掃除道具を出しっぱなしにしていたりしがちですが、使い終わったらすぐに片付ける姿勢を徹底するといった工夫をするのがおすすめです。
収納スペースを増やさない
収納スペースが足りずに、収納ボックスを買ってきたり、突っ張り棒でデッドスペースを活かしたりと、『収納スペースを増やす』工夫を考えるケースが多いでしょう。
しかし、収納スペースを増やすのはNGです。賃貸物件などでスペースがあらかじめ決まっている場合には、『備え付けのスペースに収納できる物だけを置く』と決めるのが、シンプルライフの観点での正解です。
収納ボックスなどのアイテムは特に、不要な物についフタをして『とりあえずしまっておこう』という状況を作りやすいので注意しましょう。不用品を詰め込む場所を作ってしまいます。
家具の色やデザインを統一する
見た目の観点からシンプルライフを維持するコツです。家具のデザインや色使いを統一すると、部屋全体の印象がまとまり、シンプルにスッキリとした空間を作ることができます。
『維持しよう』というモチベーションが生まれやすいので、ぜひ試してみましょう。更に、家具などの目立つ部分だけではなく、ハンガーなどの小物もトーンを揃えるとスッキリします。
【関連記事】
・断捨離で処分して後悔したものリスト
・【ポイント】掃除をしやすくする為には?
断捨離からミニマリストへ
当時の私は買い物が好きで買い物依存症ではないだろうか?と思うほど物を買い使わなくてもモノため込んでいました。パッと見はある程度整理しているように見えないこともない。かもしれませんが、一度クローゼットや押し入れを開ければ、、、です(苦笑)
実際に汚部屋から断捨離を決行して自分なりのミニマリストになった体験を交えてご紹介します。
服や気になる物にお給料をつぎ込んでいた
当時は、お給料が出れば新しい服や気になる物、趣味の物を散財するのが楽しみでした。
新しい服を着て、新しいアクセサリーを身につけ、最新の何かを買い大して使いもしないのに興味で買うだけ買ったりしていました。
今思えば、ストレスの発散が買い物やお金を使う事に向いていただけだと思います。それから、若さからの承認欲求などでしょうか。
物が詰め込まれた部屋
クローゼットや押し入れなど隠せる所は物でパンパンで表にも溢れてしまい、何となく整理している風にしていました。
人が住む家というより実質の物置状態。買ってから一度も使っていない物・開けていない物までありました。ストレス解消に物を買っていただけなので、買い物をした瞬間に満足。
物が欲しいというよりは、何かを買うことが目的だったので物はどんどん増える一方です。
もともと掃除や片付けをマメにする性格でもなく苦手だったこともあり、減りはしませんが、物が増えるばかりで次第に暮らしにくいと分かっていても、物を捨てるという発想はありませんでしたし面倒でした。
もちろん服は脱ぎっぱなしで、また使うからと物も出しっぱなしです。その結果、モノに囲まれ散らかった部屋では安らげるはずも無く、情報量も多く、思考もゴチャゴチャします。
常にストレスを感じている状態で、外に繰り出し買い物し外食が増え、時間も金銭的にも浪費する一方に。
断捨離を決行しミニマリストに
とは言え、完全に感覚が麻痺していた訳ではないので『片付けなきゃ』『衝動買いを控えよう』と思っていましたが、目先の欲望に弱く、片付けるどころか物が増えるばかり。
そんな私が断捨離をして自分なりのミニマリストになろうと思ったのか?
以外にも単純な理由から断捨離へ
それは、たまたま見かけた記事と出来事がキッカケでした。
ネットサーフィンをしていると、たまたま片付けについての記事を偶然見つけ片付けをして「快適な暮らし」という言葉を見た時に、感じるものがありました。
一気に自分の部屋と今までの行動が蘇り猛烈にスッキリしたいという衝動に駆られ、後回しにしがちな性格なのは分かっていたので自分にムチを打ってすぐに行動しました。
何度か諦めかけて、期間が空いたりもしましたが、というある日、ある出来事が起こりました。
心身の健康のために断捨離を
突然、体調が悪くなり病院に。
もう10年以上前なので記憶が鮮明ではありませんが、要するにストレスを溜め込んだことにより、暴飲、暴食。
そして物を買うことでストレスを発散していたつもりでしたが、体が悲鳴を上げたようです。今思えば物に囲まれた閉鎖的な環境ではストレスが溜まる一方で心も体も負担でしかありません。
心のバランスが崩れると、体にも異変が出てしまいます。仕事のストレスもあるかと思いますが、物が多い部屋に住んでいるということ自体がストレスだったようです。
私は体調が回復し自宅に戻った瞬間から片付けを始めました。道中で片付けについて調べ断捨離を開始し、物を減らすことでストレスを減らす断捨離を今も継続し習慣化し日常になっています。
部屋に物が多いと…
・目から入る情報が多すぎてみるだけでストレスになる
・物が多すぎて探し物が見つからないことがストレスになる
・出し入れの度にストレスを感じる
・心と体、両方に負担がかかっている
そんなことが書かれていて、断捨離をしてストレスを減らし快適に過ごしたい!思いました。
断捨離は心身の傾向だけではない
断捨離をを決意して、最初は物を減らす事に躊躇いもありつつも断捨離を進め、何度も断捨離を繰り返しました。
これでスッキリしたと思い断捨離を終え快適さを感じ、半年後にまだ不用品はないかと断捨離をしてみると1回目では理由をつけて残していた物もキッパリ手放すことができるように。
今では日々な何か要らないものがないか、ゴミが溜まっていないか無意識に片付けをできるまで習慣化し日常に組み込めています。
自分で断捨離をするなら身近なものから手放す練習をしてみてください。一回で断捨離を完璧にやる必要はないし不可能だと思います。
どうしても躊躇ったものを無理せず残して、時間を空けてから改めて片付けをすると、やっぱり要らないなと感じたりもしますので、一定の時間を空けることも必要かと思います。
こうして、物が減っていった結果…
・お金が貯まるようになった。
「何が必要で、何が不要なのか?」を考えながら断捨離をするので、自分の暮らしに必要な物が分かるようになっていきます。
更に必要な物しか買わなくなるので、余計な物にお金を使わなくなりました。さらに、物を減らした部屋は居心地がよくなったので、ストレス発散のために使っていたお金を使うことが減り金銭的余裕も生まれます。
今、私がオススメしている考え方は1ジャンル1アイテムです。1つの用途で持つものは1つというシンプルな考え方です。
・時間に余裕ができた。
自分が管理できる量まで物を減らしたので、どこに何があるか把握できるようになり、探し物にかけていた時間が無くなりました。毎日のように探し物に時間をかけていたので、探し物をする時間が無くなっただけで時間に余裕ができたのです。
片付けが出来ない、物を管理できない場合は自分の許容量を超えている可能性があり、人によって違います。完璧なミニマリストを目指す必要はなく自分なりのミニマリストを考えてみてください。
ミニマリスは極論、空き物件状態のように何もない人もいますからね。
断捨離とミニマリストの違いは?
断捨離とミニマリストは何が違うのか?言葉自体は知っていても、言葉の意味を知らない人も多いかもしれません。ここでは、それぞれの違いや意味について解説します。
ミニマリストとは?
ミニマストとは、必要最低限の物だけで暮らす人のことです。「自分に本当に必要な物は何か?」を考え、不要な物を処分し、必要最低限の物だけで暮らすライフスタイル。
普段出かけるときの持ち物も、財布とスマホだけなど最小限なのが特徴です。
断捨離とは?
断捨離とは、物への執着をを捨て快適な暮らしを手に入れることを目的とする、ヨガの思想を取り入れた考え方です。
・断:入ってくる要らないモノを断つ
・捨:家にある不要な物を捨てる
・離:物への執着から離れる
つまり、要らない物を買わず、要らない物を手放し、本当に必要な物を知ることです。
断捨離の先にミニマリスト
断捨離をして不要な物を処分すると、必然的に必要最低限の物だけが残ります。自分にとって必要な物だけで暮らすことは、物に悩まされてきた人にとって快適でストレスのない生活と言葉通りのもの。
ミニマリストは断捨離を続けた先にたどり着くライフスタイルです。
ミニマリストの部屋とは?
極端に言えばとにかくシンプルな部屋!
先ほど説明したようにミニマリストとは「必要最小限のものだけで暮らす人」のこと。空き物件のように何もない人もいます。
ただ、必要最小限のものだけで暮らすといっても、自分に必要なものだけを残しておく。といった意味で「趣味の物はたくさん置いてある」人もいます。生活に必要なアイテムは最小限にして、趣味の物は集める人もミニマリストに入るのです。
ぜひ、自分なりのミニマリストスタイルを想像してみてください!
シンプルライフの効果
断捨離をして必要な物だけに囲まれて暮らすシンプルライフにはどのようなメリットがあるのでしょうか?いくつか具体的にをご紹介します。
お金がたまる
断捨離をしてミニマリストになると、必要な物が何か分かるようになるので、お金を使う優先順位がはっきりします。また買うか買わないか基準ができるので、余計な物にはお金を使わなくなり、余裕が生まれます。
掃除が簡単
断捨離後、必要なものしかない状態なため、断捨離前と比べて圧倒的に日々の掃除の手入れが楽になります。
物が多ければ多いほど掃除の手間は掛かり、時間を浪費し、ストレスを抱え掃除する場所も増えます。物をどかしながら掃除機をかけたり、拭き掃除をする必要がありますが、物が少なければ掃除機もスイスイかけられますよ。
心が整う
部屋の状態は、心の状態を表すといわれるていますが、部屋の乱れは心の乱れなんて言われますよね。ストレスがたまっていると部屋は散らかり、ストレス発散のために物を買うことも多くなります。
断捨離をしてミニマリストになり物を減らしていくと、部屋の居心地がよくなり、心もすっきりと整っていきますよ。生活も快適になり、思考もクリアになり前向きになります
断捨離から始めるミニマリスト生活
ミニマリストになるためには、物を減らす大事です。しかし、一気にその場の勢いや感情で進めてはいけません。挫折や処分して後悔してしまうかもしれません。
少しづつで良いので手放す練習から始めてみてください。断捨離を習慣にすることで、自然に物が減ってミニマリストに近づいていきますよ。無理なく続けられる、おすすめの断捨離の方法を代表的なモノでご説明します。
女性は服から断捨離を始めてみる
服は断捨離がしやすく断捨離時の代表格の1つです。迷ったら服の断捨離から始めてみましょう。壊れている服・痛みのある服は必ず処分してください。
さらに1度も着ていない服、1度しか着ていない服は、存在を忘れていた服なので処分しても問題ないでしょう。期間を設けることもおすすめです。
服に限らず1年着ていない服や物は処分する。というのが一般的です。服ならば1シーズン様子を見て着なければ捨てるなど。
主婦は食器の断捨離もおすすめ
ライフスタイルに変化はあれど、主婦はキッチンにいる時間が多いかと思います。買い物に行くと、ついつい食器やキッチン系の便利グッズを買ってしまう方も多いかもしれません。(私も便利グッズをつい買うクセがありました。)食器は食事を楽しむために大切な物ですし、便利グッズは便利です。
しかし、キッチンの収納に入りきらなかったり、収納したままで使っていないとしたら、使っていない物から断捨離しましょう。
物が多すぎると「どれを使おうか」悩みますし、食器が多いと食器を取り出すのが大変になります。モノが取り出しやすくなると、料理のスピードも手間も減りますよ。
便利グッズは使えば便利ですが、使わなければモノの意味はありません。選択肢も多ければ多いほど考える必要があります。選択肢が多いと向かうべき道が見えなくなる、選択肢が多いと選べなくなると言われています。
ザ・王道:本、雑誌、書類
情報が古くなった雑誌や本は潔く処分しましょう。書類は「後で確認しよう」と思っていると忘れてしまうことが多いので、週に1回は確認して不要なものは処分する習慣にすると、重要な書類を見逃すこともありません。
どうしても大事な本などであれば厳選して吟味を重ねてと残したり手紙なんかもデジタル化して現物は捨てるといったこともおすすめです。
断捨離で後悔しないために
断捨離はしてみたいけど、「捨てなければよかった」と後悔したくないですよね。断捨離で後悔しないためには、どうすれば良いのか?押さえておきたいポイントを説明します。
家族の物は必ず承諾を得る
一番注意するべきは、家族や身内の物の断捨離です。自分の物より家族の物に目が行ってしまう人は、まずは自分の物から断捨離しましょう。
もし家族の物を捨てるのであれば、必ず家族の了承を得てから処分してくださいね。誰でも自分の物を勝手に処分されるのは嫌な気分になります。
自分にとって必要とは思えない物でも、家族にとっては必要な物かもしれないので勝手に処分するのはNGです。
また、子供の物も勝手に処分しないのがおすすめです。ある程度「いる・いらない」の判断ができる年齢の子供であれば、処分するものを子供に選ばせましょう。
小さいころから、自分に必要な物、不要な物を判断する練習をすると、自分で片付けができる力を養うことができます。
写真、アルバム、思い出の品は最後に
写真やアルバム、そういった人の想いや思い出の品はなかなか処分できないですよね。そういった物は無理に処分しようとせず、保留Boxなどを作って保管しておきましょう。
最後の最後に後悔しないように吟味して処分するか否か決めましょう。
断捨離の先にあるルール
断捨離をして最小限の物でストレスなく快適な生活をスタートさせた先にあるシンプルライフを送り継続し習慣化させるためのにルールを決めましょう。
普通に暮らしていると基本的に物はどんどん増えていきます。ルールを決めることで、物が増えなくなりますよ。どんなに満足いく断捨離をしてもモノが増える一方では繰り返されてしますます。
買う前によく考える
衝動買いしてしまう人は、買い物をする前に本当に必要か?よく考えましょう。
買い物で清算する前にかごの中のチェックを習慣にすると、不要なモノを買わなくなります。ついつい必要のない物まで買ってしまう人は、ネットで本当に必要な物だけを注文して買うようにすると無駄な物は増えなくなりますよ。
1つ買ったら、1つ捨てる
物を買うのは悪いことではありません。しかし増やすばかりでは物が増え続けてしまいます。「新しい物を1つ買ったら、1つ捨てる」と決めると、物が増えなくなります。
物が増えてしまった後でまとめて断捨離をするのは大変ですが、「1つ買ったら、1つ捨てる」という習慣を身につければ、もう大掛かりな断捨離はしなくてもよくなります。
定位置を決める
重要なことで、スッキリとした生活をキープするために、物の定位置を決めるようにしましょう。物の定位置を決めて、使ったら元の場所に戻すようにすると部屋が散らからなくなります。
断捨離をしているため、定位置さえ決めれば物が減っているので面倒に感じることは無くなっていますし、自然と定位置さえ決まっていれば戻すクセがつくはずです。
家族が自分で物を戻せるような仕組みづくりをすると、「片付けなくてもスッキリした部屋」にすることができますよ。また、物は床、テーブル、カウンターに置かないようにすると、すっきりした空間になります。
収納グッズ、収納家具は買わない
収納場所が増えると、まだ入ると物が増えてしまいます。収納グッズや収納家具を買うのは、断捨離をして不要な物をすべて処分した後にしましょう。
まだまだ不要なモノがある状態で収納家具を購入すると、不要な物をためこむことになってしまいます。
断捨離に成功すると収納する物が減るので、それまで使っていた収納グッズや収納家具が不要になって処分するようになります。
収納グッズなどを買い足すよりも、収納グッズを処分するようになればミニマリストの暮らしに近づいているサインです。
ちなみに不用品回収で最も多い回収物が収納家具や収納系のグッズです。
簡単に断捨離をしてミニマリストに
自分なりのミニマリストを目指している・部屋をスッキリ片付けたい場合であれば、まずは断捨離をしましょう。断捨離をしてモノが減っていけば、自然とミニマリストになれます。断捨離を簡単に成功させる方法をご紹介します。
引越しをする
心機一転、引っ越しを決意するもよし、タイミング的に引越しを予定予定があれば絶好の機会です。するときに大変なのが、持ち物を段ボールに詰める作業ですよね。
物が多いほど、荷造りは大変になり途中でうんざりしてしまうと思います。実際に引越し作業をしていると、物を減らそう!捨てよう!」と断捨離に成功する人は多いのです。
タイミングで丁度引っ越すのであれば、折角の引っ越しや新居ですから、快適でストレスのない生活を過ごしたいと思います。ゴミや不用品を運びたくはないですよね。
部屋が汚部屋化していたり、物が多すぎてどこから手を付けたらいいか分からないくらい悩んでいるとしたら、思い切って引越しをして、一気に物を減らしてみませんか?
最適解:不用品回収業者に丸投げする
断捨離自体も大変ですが、最後の大きな壁として選別した不用品のです。不用品を処分し、家から無くなるまでが断捨離です。処分さえ簡単にできれば、断捨離は圧倒的に楽になるので、まとめて不用品回収業者に丸投げしましょう!
自分で断捨離から処分まで行うとなると、相当な時間・労力・費用も掛かってきます。運搬や解体作業は怪我などの危険性もあり快適な暮らしの為の断捨離が怪我や体調を壊しては元も子もありません。
不用品回収業者に丸投げすれば、安心安全に快適な生活が手に入ります。面倒な分別作業も回収日を待つこともありませんし、大変な運搬や解体も必要ありません。
あなたがする事はたった1つ。業者に連絡をする。コレだけです。
また、定額プランを提供している業者を選ぶことで最もコスパの良い最適な断捨離法と言えるでしょう。
注意点は安すぎる破格な金額や行政の粗大ゴミ回収のように単品価格の業者を控えましょう。割高になってしまいますし、破格な業者には悪徳業者が存在しやすい危険性があります。
ミニマリストというスタイル
ミニマリストという言葉をご存知ですか?自分に必要な物だけを厳選し、必要最低限のもので暮らす人たちを指し、新しいライフスタイルとして注目されています。
YouTuberやSNSなどでもミニマリスト系インフルエンサーの方々も増えているので断捨離が注目される後押しになっていると予想されます。
断捨離の先
たくさんの物を持つよりも、自分が本当に必要な物だけに囲まれて暮らすことでシンプルになり豊かに暮らすというライフスタイルです。
家電は持たないという人や服を数着しか持たない人などいろいろなタイプのミニマリストが存在します。
まとめ
いかがだったでしょうか?断捨離は意外なメリットや思わぬ危険が潜んでいます。お部屋がスッキリすると自分自身もスッキリし、ストレスが減り思考もクリアになります。
周りをシンプルにすることで無駄な思考やストレスから解放され振り回されることがなくなり、本当に必要な事に時間やお金など使えるようになります。
✔ 時間を有効的に使える
✔ 無駄なお金を浪費しない
✔ 人間関係が良くなる
✔ 価値観や思考を見直せる
注意点も多々あったと思いますが、断捨離で得られる効果は想像以上だったのでないでしょうか?是非、この記事を参考に片付けをしてみてください。
もし、ご自身での断捨離が困難な場合、本記事にも記述してありますが、断捨離を行う上で最も最適解な方法は不用品回収業者を利用することです。
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